エルスメノス王国

村、町のみ
村、町のみ

五つの国があわさってできた王国。

そのため、場所によって文化が違う。

かつては強い軍事力を持つ大国だったが、今は軍隊を持たず、国境警備隊のみが組織されている。

事実上メアの助言から、元素という盾がある限りこの国は守られるとして、大幅な軍縮に踏み切った。


北東部は文化や景観を重んじ、北西部では農産業が盛んに行われ、中部は山岳地帯が広がり、南東部では都会が多く、南西部では古来からの信仰が今も根付いている傾向がある。

ビアンカ

通称『港町』。

よく見られる服装は、高級な布、シルクを使った上品なもの。貿易が盛んで、承認が多く本拠地を置いているので、自らの地位を表しているという意味もある。

町中に水路が張り巡らされており、そこの掃除はElementsに任せている。

町長のシャーロットは元素に対して友好的。

フィスプ

通称『煉瓦の街』。

その名の通り、建物や道には煉瓦が多く使われている。

町長のウェルズィは元素に友好的。フララもまた元素であると知ってから、フィスプの人々は、もともと排他的ではなかったが、信頼が増している。

アルシャフネリー

通称『花の街』。

一年を通して、様々な花が咲いている町。

建造物もメルヘンチック。

山側と海側に展望台があり、辺りを一望できる。

レスティ

通称『森の民の里』。

ツリーハウスが一般的な住居で、その可愛らしい光景は有名である。

神樹信仰が行われていたが、正しい儀式のやり方は次第に語り継がれなくなった。

そのためカリハが代わっていたが、Elementsに行くことになってから、レスティの長、巫女であるレアに伝えた。

誠実なレアはすぐに受け入れてくれたため、廃れていた信仰は復活した。

スノーゼル

通称『白銀の村』。

寒い季節は常に雪が積もる寒い場所。

村役場ではティエムが手伝いをしている。

スカイピア

通称『雲上の村』。

コンシャークス

通称『大農業都市』。

マギケルニオ

通称『要塞都市』。

ローゼン

通称『茨の村』。

湿地に面した村。水中に咲くバラで有名。

湿地帯に行く時は、専用の装備をしていく。

ウェスティン

通称『紺青の島』。

海中の珍しい魚によって海の色が変わって見えることで有名

島民は適度に捕って食用にしているが、名物になるほど美味しくないため、その目的での乱獲は起こっていない。

警備の目を厳しくしており、密猟戦は徹底的に取り締まっている。

ルーマン

通称『遺跡の島』。

隣国の地下まで広がっているのではないかと言われるほど広大な遺跡の、唯一の入り口がある。

調査が何十年も続けられており、それを支えるために作られた集落である。

シェンド

通称『珊瑚の村』。

最も高緯度にある珊瑚として、世界中から観光客がやってくる。

海を大切にしており、アンダンサと並んで厳しすぎる条例でも有名である。

シルク

通称『絹の村』。

養蚕が盛んな村。とても上質なもので、王室御用達である。

アラクーネ

通称『紬糸の村』。

良質な綿がとれる村。

王室御用達である。

アレーダ

通称『緑の村』。

大きな植物園があり、遠くからわざわざ訪れる者もいる。マリが手伝いをしている。

カウピーグ

通称『風遊ぶ村』。

畜産が盛んな村。村全体がのびのびしている。

サルヒネ

通称『川辺の街』。

特に何も無く、わざわざ訪れる者はほとんどいない。

が、暗殺組織や邪教集団の本拠地があるなどの都市伝説があり、たまにマニアが遊びにやってくる。

当然町役場は否定している。

トネリノ

通称『山中の里』。

ドラレゴ

通称『龍神の郷』。

山の岩場にあり、滅多に見ない竜神信仰をしているため、神秘を求めるコアなファンがよく訪れる。

修行僧の休憩場所としても知られている。

実は何人か龍人がいるとかいないとか。

フルチェリカ

通称『果実の里』。

鮮やかな果実の森に隣接し、その恩恵を受けて営まれる里。

果実の森の管理もしており、大切に守っている。

ジホの営む薔薇園は、観光でも有名。

トリビア

通称『系譜の村』。

ミデレーリア

通称『大都会』。

中心部にはエルスメノスの科学技術を支える研究所が多くある。

また、教育に力を入れており、学費がとても安い。

鉄道を使ってはるばるやってくる者もいる。

郊外は静かだが、大きなキャンパスがあったりする。

セレネメンティア

通称『王都』。

エルスメノス王国の首都とされる町。

貴族など、裕福な人々が多く暮らす。

その風景は技巧に富んだ美しさを持ち、憧れの場所とも騒がれる。

中心には王城がある。

マーキャンデリ

通称『工業都市』。

今も昔も、工業の中心地として栄えている。

かつて大きな公害事件があった。そのため、どこよりも公害対策に力を入れている。

港の船はほとんどがセイントセントからやって来て、またほとんどセイントセントへ行く。

エルスメノス鉄道の駅からは、港や工場のある海へ向かうシーサイドライン(SS 青)、内陸部の工場を繋ぐ環状線の地下鉄メトロサークルライン(MS 紫)、その上、地上を走行する貨物線フライトライン(FR)に乗り換えられる。

ハーミ

通称『辺境の村』。

かつて研究施設があり、そこで働く研究者たちが住んでいた。今では廃研究所となり、研究所は誰一人としていなくなった。

元素狩りに巻き込まれ、且つ今もその時の影響が残っている。そのため村の人々は排他的である。

アンダンサ

通称『臨海集落』。

漁業が盛んな村。

活気に溢れており、美しい珊瑚海は観光地としても有名。

かつて降臨した女神が繁栄の加護を授けたという伝承がある。

ルナノーリズ

通称『月光の村』。

巫女リィネの統べる村。

木造の家に拘っており、夜は最小限の明かりのみを灯す。

夜になると見失ってしまうような地味な服装が好まれている。

サンフォーズとともに、陰陽の神を祀っている。

サンフォーズ

通称『太陽の里』。

炎にまつわる行事がよく行われるため、家などは石造り。

太陽の光を受けるとして、宝石のアクセサリーが身に付けられる。

ルナノーリズとともに、陰陽の神を祀っている。

エルファーリン

通称『精霊の村』。

ミステカ

通称『魔女の村』。

魔女信仰が根付く村。

妖魔の森の魔女伝説発祥の地。

魔女から与えられた知識、恩恵を正しく使い、人々の役に立てるというのが理念。

黒い衣装が一般的。どの家の中にも、儀式に使うものが多くある。

アンジェル

通称『神託の郷』。

タツノメ

通称『落とし児の島』。

通称は、かつて赤ん坊を捨てていた場所であることに因む。今ではかき消された風習だが、呼び名だけが残った。

火山島だが、本当は火山でないと疑われるほどに音沙汰がない。

温泉がそこらじゅうに湧いている。近海には湯の花が積もる。

大陸からも離れており、謎が多い島。

ウツホ

通称『秘境の里』。

未だに正確な位置がわからない、謎めいた里。

異世界だと言う者もいる。

四方を山に囲まれた、桃源郷のように美しい場所。

ブロッサムフォレスト


さえずりの森


神樹の森


新緑の林 


果実の森


太陽の森


精霊の森


妖魔の森


金色の草原


カウピーグ大牧草地


ローゼン湿地

中心には『茨の木』と呼ばれる、棘の生えた細い幹が絡み合ったようにして伸びている木がある。

『茨の木』周辺の沼には亀の魔物が住んでおり、背中に植物が生えているので、動く浮島として知られている。


メイプリル山地


ヴィヴィチ山


ミャクラ山


ムーニャ山


銀翼の谷


修羅の谷


月光の谷


幸福の岬


シェンド大環礁


禁足地

厳重な警備の中佇む壁。その先を指す。

その重たい扉が開かれるのを見た者はいないという。


冥府の島

壁に囲まれた中心、禁足地の先にある呪われた島。流刑地としても使われていた。

毒に満ち、未だに立ち入ることが出来ないのだという。