シンシャを姉と呼ぶが、実際に姉という立場にあるのは彼女である。
のんびりしているようだが、常に、不安定な自分の存在について考えている。
ルーニの親友で、一番の理解者。
謙虚で真面目。責任感が強く、自責が過剰になりがち。
超速で動き、太刀で戦う。
天王を自称するが、威厳が全くない。胸もな
｢こ、これでも私は天王様なのですから！｣
海王様。
その槍は海を荒立たせ、そして鎮める。
大海のように広く深い心を持つ。マイペース。
大抵の相手に対して友好的。少し寂しがり屋なところがある。
貝殻ボートは、色々な形態に変化する。
｢私は海を統べる王！ネプツニウムのネプだぞー！｣
冥府の使者と名乗るが、冥王本人である。
青い光をまとい、超速で飛行することが出来る。
核分裂により強力なビームを放ち、威力調整もスィエルより器用にこなせる。
安易に命を刈ろうとしないが、その気になれば人間の魂一つや二つ、すぐにご案内できる。
ハキハキしていてフレンドリーだが、敵にかける慈悲までは持っていない。
｢あなたが誰かは知らないけど、一方的な暴力は好まないよ！｣
テンションが高い自由奔放パワフル少女。
暇になると突然踊り出す。
ユウには及ばないが、数ヶ国語を操るグローバル元素。
｢あーあーBoring！このままだとなんの面白みも特徴もないじゃん私ってばー！｣
可愛い女の子が大好きなお姉さん。
推しはソルフェとパウリーナだと言うが、二人のことは純粋に可愛がっている。
人間時代に散々な目にあったが、純粋な愛情を失ってはいない。
｢あなたを恐れるなんて、あるわけないわ。私を誰だと思っているの？｣
ふわふわしているお姉さん。のんびり屋さん。
夢、すなわち想像を具現化することが出来るが、その強度はとても低い。
｢所詮夢は儚いものさ。期待に期待をしないことだね｣
Bk
エルフの少女。
かつては名を馳せた研究者だった。しかし、そのかつて、というのも、何千と前のこと。
この世界で初めて、あの忌み嫌われる爆弾を作る知識を編み出した。
それを悔やんでも悔やみきれず、何回と繰り返されてきた世界の中で、どうしようもない極悪人になることで、罪の意識を和らげようとしている。
｢私を悪人と呼ぶなら呼ぶがいい｣
元素になる前は半妖精で、エルスメノス王国のとある島に住んでいた。
しかし、そこは戦争により汚染され、その時振り積もった『灰』に埋もれながらも生き延びた。その時に元素になったと考えている。
｢確かにそうなんだけどぉ⋯⋯私、話したかしらぁ？｣